#準トレ体験談(Uさん)

Q. Uさんが準指導員を受験しようとした理由を教えてください。

A. 私は日本体育大学の在学中にあったスキー実習で1級を取得しました。その当時、スキー実習には池田デモや井上デモという国内有数のプロインストラクターが指導されており、私はスキーインストラクターへの凄じい憧れを持ちました。そして、社会人になり大学時代に好きになったスキーを極めたいという気持ちと、何より卒業後も素晴らしい母校のスキー実習で指導者として参加するという2つの大きな目標があり、これらの実現のために準指導員ライセンスを取得することが必要となりました。


Q. 準指導員の受験に対する第一印象を教えてください。

A. 準指導員には受験種目が多く、私はそれらの動作について四苦八苦していました。


Q. 準指導員の受験に向けたUさんのプランを教えてください。

A. 先ず絶対に1回で合格するにはどのようにしたら良いか考えました。そこで、1〜2年目には検定の観察や受験者の動向を探り4年で受験する計画を立てました。しかしながら、自身の課題が明確になっていたことや自身のクラブの会長さんのプッシュもいただき、3年目に挑戦することになりました。


Q. 準指導員の受験に向けたご自身の課題は何でしたか?

A. 私の課題は後傾の修正間違いによる前傾過多、コブ斜面での発射、フィジカルでは股関節の硬さの修正でした。

Q. コロナ禍での準指導員の受験に向けた#準トレでの取り組みは何でしたか?

A. 少ないトレーニング機会の中で、ストレッチ方法を習得したことや自宅ではツールを使い、動きを意識したバランストレーニングなどが有効でした。


Q. オンシーズンに入り#準トレで取り組んだことは何でしたか?

A. シーズンに入った時、スキーを履かずに股関節周りや足周りの動きを入念にトレーニングしました。ここで、自分の思っていた感覚と目指すべき動きには違いがあり、正直やばいどうしようと思いました。


Q. 新規養成講習が始まった時の感想を教えてください。

A. 養成講習では自身の滑りに対し、こてんぱんに指摘されたため、頭が混乱してしまいました。そこで、養成講習で指摘された課題を書き出し、さらに自分の意見とクラブ長のアドバイスを基に修正する優先順位を決めたことを覚えています。


Q. 課題を持ち帰り取り組んだことは何でしたか?

A. 正月のクラブトレーニングでは、SAJデモや有資格者の方々からアドバイスを頂きながら、パラレルスタンスについて謎解きを行い、外足にしっかり乗るトレーニングを繰り返しました。1月入ってすぐ2回目の養成講習がありましたが、トレーニング課題の順位を決めて、冷静にトレーニングしたことが受験の明暗を分けたと言っても過言ではないと今でも感じております。


Q. その後の課題はどうでしたか?

A. 2回目の養成講習では課題に横滑りの展開やコブなどが加わり、できなく「どうしよう、、、」なりました。また、クラブのトレーニングでも不明瞭な動作について気付かされました。そこで、「絶対やってやる!笑泣きして絶対に受かってやる!!」と自身を鼓舞して、1-2月に毎週末には朝からリフト終了までの時間を使った怒涛のトレーニングを行いました。ここでのトレーニングでコブの滑り方も落ち着き、自身でも覚醒できたと感じました。しかし、「油断したらやられる」と思いながら反復練習して緊張感を高め、3月検定前に良い準備ができました。


Q.いよいよ準指導員検定試験がきました。どのような意気込みを持っていましたか?

A. クラブ長からも「楽しんでやってきて!」と言われ、カッコつけずいつもの練習通りにやろうと決めました。


Q. 1日目はどうでしたか?

A. 6種目+学科でした。学科に関して、以前から希があるということを聞かされていました。じつは仕事の合間を縫って、学科ノートを作り、移動中には学科について勉強してきました。


Q. 2日目はどうでしたか?

A. 2種目ありました。無事、終えることができました。


Q. 結果発表が迫り心境はいかがでしたか?

A. 自分は試験を楽しむことができたが、合格率から気持ちはソワソワしていたことを覚えています。でも、あんなにトレーニングしたし、落ちるはずがないという自負もありました。


Q. 合格した瞬間はいかがでしたか?

A. 合格がわかり速攻よっしゃー泣き叫んでしまいました。嬉しさのあまり写真撮る時は、嬉し泣きで目がパンパンでした笑。計画通りに合格できたことに満足しました。


Q.準指導員に合格され、今後の抱負や課題について教えてください。

A. 準指合格後の技術向上を目的として、テクニカルプライズを受験して合格しました。そして、次に私は正指導員を受験したいと考えています。しかし、準指導員と正指導員の合格点にある5点の差は何なのか?ということを新たなシーズンで模索して、正指導員を受ける準備をしたいと考えています。


Q. 最後にこれから受験される方々へメッセージはありますか?

A.受験を決めた年のオフシーズンから気持ちと身体作りを入念に準備しておくことで、シーズン入ってから学科含めて一歩リードした状態になります。これは私にとってすごく自信にもなりました。また、受験者の仲間同士で情報をシェアをすることで、ゆとりも生まれ新たな情報を得ることができました。


最後に何よりやる気は良い結果を生むと確信しています。是非、皆さん早目の準備をしていきましょう!

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